鯖缶は痩せる?太る?ダイエット効果をカロリー・栄養素から徹底解説

• 「鯖缶はダイエットに効果があるか知りたい」
• 「鯖缶を実際食べると太るか心配…」

【結論】鯖缶は痩せる?太る?ダイエット効果

出典：食品成分データベース

【前提】鯖缶だけではダメ！ダイエットにおいて大事なこと

ダイエットにおいて一番大事なこと

ダイエット中意識すべき栄養素

各栄養素の働き

Protein（タンパク質）：筋肉や肌・髪などの構成に必要な成分

体を作る構成要素であるだけでなく、酵素やホルモンなど体の機能を調節する大切な役割を果たしているため、不足すると、免疫機能が低下して抵抗力が弱くなり、さまざまな病気にかかりやすくなります。 また、たんぱく質が不足すると筋力も低下します。

Fat（脂質）：筋肉や肌・髪などの構成に必要な成分

ホルモンや細胞膜をつくる重要な栄養素です。また、1gで9kcalあり、体脂肪となってとどまる性質を持つので、三大栄養素の中でも最も高いエネルギー源になります。脂質が不足するとホルモンバランスが乱れたり、便秘になったりします。逆に摂りすぎると、肥満の原因となったり、脂質異常症を引き起こしたりするので、摂取量には気をつけなければなりません。

Carbohydrate（炭水化物）：脳や筋肉のエネルギー源

瞬発的な運動に使われ、筋肉のエネルギー源になります。そして、脳にとっては唯一の栄養素となります。
筋肉は栄養を蓄えることができますが、脳はたくわえることができません。体を動かしたり、頭を使うと消費されていくため、適度に補給が必要です。
さらに、炭水化物が不足すると、筋肉自体を分解してエネルギーを作ろうとするため、筋肉量が減り、基礎代謝が低下してしまいます。

【分析】鯖缶1食あたりのカロリー・栄養素

鯖缶は、鯖を丸ごと1尾長期保存できるようにレトルト処理したものをいいます。味付けにも数種類あり、水煮や味噌、醤油などといった味もあるほかに、価格帯の幅が広く家庭料理に使うようなリーズナブルなものやブランド鯖を使った高級なものまで市販されています。ブランド鯖としては、宮城県の金華鯖や大分県の関鯖などが有名と言えるでしょう。どのブランド鯖も身の締まりが良く、脂の乗っているもののため、缶詰の状態で食べても美味しく食べることができるでしょう。また、缶詰にすることによって味がしみ込むため、リーズナブルなものでも美味しく感じることでしょう。

鯖缶と他食材の栄養比較

鯖缶に多く含まれているカルシウムは、骨や歯を作るのに欠かせないミネラルです。筋肉を動かしたり、精神の興奮をおさえ安定させる効果のほかに、骨まで食べられるため骨粗しょう症の予防にも効果的です。また、脂質をエネルギーに変換したり細胞の再生に役立つビタミンB2や、タンパク質の分解を助けるビタミンB6なども含まれます。さらに、カルシウムの吸収を助けるはたらきや免疫力を上げるはたらきのある、ビタミンD も豊富に含まれています。これらの栄養素は、生の鯖より鯖缶のほうが多く含まれています。

鯖缶のエネルギーを消費するのに必要な運動時間

【分析】鯖缶による効果・効能

鯖缶の汁（魚油）には、EPAとDHAという栄養が多くあります。EPAには、血栓予防や高血圧の予防に効果が期待できるほか、善玉コレステロールを増加させて、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす効果があります。DHAには、血流を良くするはたらきがあり、動脈硬化の予防改善効果に期待できます。また、脳を活性化させて記憶力を良くする効果もあり、認知症の予防改善にも効果が期待できると言われております。そのほかにも、満腹感をキープし、血糖値の上昇を抑える効果もあります。

カルシウムが含まれている他の食材例

カルシウムを含むおすすめ商品

鉄が含まれている他の食材例

鉄を含むおすすめ商品

ビタミンDが含まれている他の食材例

ビタミンDを含むおすすめ商品

【実践】鯖缶の効果的なダイエット活用法

1日1缶で痩せ体質に！毎日鯖缶ダイエット！

1日1缶を目安に鯖缶や鯖缶を調理したものを食べるダイエットです。鯖缶にはビタミンCや食物繊維があまり含まれていません。そのため、これらの栄養を多く含む野菜と一緒に食べることでさらに栄養価が上がります。根菜類やきのこ類、豆類などがおすすめです。また、EPAにはGLP-1という食欲をコントロールし、胃から食べ物が排出される時間を遅くする働きを持つホルモンの分泌を増やす効果もあります。鯖缶の汁も使い切ることで、EPAやDHAといったダイエットに効果的な栄養も無駄なく摂ることができるため、食べたり調理する際は、汁まで使い切りましょう。

鯖缶をダイエットに用いる際の注意点

鯖缶はダイエットにおすすめの食材ではありますが、実は注意しなければいけない点があります。

鯖缶の食べ過ぎには注意！

鯖缶1缶に含まれる塩分は、水煮で約1.6g、味噌煮で約2.0gになります。成人の1日あたりの塩分摂取目標値は、男性で7.5g未満、女性で6.5g未満とされているため、鯖缶を食べる際は鯖缶の量を加減したり、他の料理の塩分を控えめにする必要があります。味噌煮や醬油煮などは水煮よりも塩分を多く含んでいるため、ダイエットをするなら水煮を食べるといいでしょう。

鯖缶を使ったダイエットレシピ

鯖缶には、EPAやDHAなどのダイエットにうれしい栄養のほかに、カルシウムや鉄、ビタミン類など健康面や美容面でも効果を発揮する食材です。そのままでも美味しく食べることができますが、アレンジ法や調理の仕方がたくさんあるため、食べ飽きることのないよう工夫できるのもうれしいポイントです。また、食物繊維やビタミンCを多く含む食材と一緒に食べることで、バランスのとれた食事に近づけることができます。今回は、忙しい方や気軽にダイエットをしたい方に、鯖缶の良さを活かしたおすすめのレシピを紹介します。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

簡単鯖缶アレンジレシピ！鯖缶のキャベツ蒸し！

キャベツを切り、材料をフライパンに入れるだけの簡単なレシピです。柚子胡椒の風味がよく、お酒のあてにもピッタリです。また、食物繊維やビタミンを多く含むキャベツと一緒に食べることで、鯖に不足している栄養も摂ることができるため、相性が良くバランスが取れていると言えます。キャベツは、加熱することでカサが減るため、たくさん食べることができます。低糖質低カロリーなうえに、少量でも満腹感が得られるのは、ダイエット中の方にはとてもうれしいポイントと言えますね。

【材料・用意するもの】

キャベツ　　　　　　　　　　　　　200g
鯖水煮缶　　　　　　　　　　　　　1缶
鶏がらスープの素　　　　　　　　　小さじ2
柚子コショウ　　　　　　　　　　　小さじ1
ゴマ油　　　　　　　　　　　　　　大さじ1

【調理手順】

1．キャベツを食べやすい大きさにカット
2．フライパンにキャベツ、鯖水煮缶、鶏がらスープの素を入れ、弱～中火で6～7分加熱する
3．加熱したら柚子コショウとゴマ油を加え、全体にからめます。
4．鯖を食べやすい大きさに崩し、全体を軽く混ぜたら完成です。

鯖缶を調理する際注意すべき点

鯖缶は、水煮缶だけでも数十種類あります。同じ水煮缶でも国産と海外産のもの、鯖自体の品質や脂身の多さ、製造する時の塩分量もメーカーによって変わってきます。塩分が高いとそれに比例して、カロリーも高くなるため、鯖缶を選ぶ際は塩分量なども比較しながら選ぶといいでしょう。最近では、減塩や無塩のものもあるためダイエット中は無塩のものを選ぶようにしましょう。また、キャベツと鯖だけでは、炭水化物など不足してしまう栄養もあるため、適度に取り入れバランスの良い食事を心がけるようにしましょう。

より効率的にダイエットを成功させるには

食事指導や運動指導はプロに任せるのがおすすめ

• 目標体重など個人に合わせたトレーニングメニューの提供
• 正しい知識による食事指導・アドバイス
• 二人三脚で寄り添いサポート

理由1:目標体重など個人に合わせたトレーニングメニューの提供

理由2:正しい知識による食事指導・アドバイス

理由3:二人三脚で寄り添いサポート

パーソナルトレーニングならオンラインが最近流行中

• 筋トレによる代謝UP：目標体重など個人に合わせたトレーニングメニューの提供
• 食事の改善：正しい知識による食事指導・アドバイス
• モチベーションの維持：二人三脚で寄り添いサポート

オンラインパーソナルトレーニングは安いダイエットパートナーへ

鯖缶のダイエット効果まとめ

鯖缶はダイエットに向いている食材と言えます。カルシウムや鉄、ビタミンÐなど健康面や美容面にも効果のある栄養のほかに、EPAやDHAといったダイエットに非常に効果を発揮する栄養も含まれています。食べる際にいくつか注意点や効率よく栄養を取り入れるためのポイントがありますが、それを守ればダイエット生活の強い味方になってくれるはずです。また、水煮や味噌煮、醬油煮など味の種類も豊富なため、毎日食べ飽きないようアレンジや調理することも可能です。下ごしらえなどがなく、スーパーやコンビニなどで安価に買えるため、忙しい方や気軽にダイエットしてみたい方にはぜひ試してほしい食材です。

鯖缶以外におすすめなダイエット商品

糖質・塩分を意識した冷凍宅食サービス：nosh-ナッシュ

• 糖質・塩分を意識したヘルシー弁当
• 60品以上の中から好きなものを簡単発注！
• レンジで簡単・洗い物なしの冷凍弁当

noshは、管理栄養士が監修する冷凍の宅配弁当サービスです。 全てのお弁当が糖質30g以下、塩分2.5g以下と栄養面でこだわっており、製造は自社工場と品質も安全です。 noshは他の宅食サービスに比べて、メニュー数が豊富で60種類以上あります。また新メニューも頻繁に登場するため、飽きずに楽しむことができます。 他にも調理は電子レンジで温めるだけで、ゴミの分別が必要ない紙容器を使用するなど、一人暮らしにも最適です。nosh生活はいかがでしょうか。

RIZAPが作った月額2980円で使える24時間営業ジム chocoZAP

• とにかくコスパが良いジム
• 運動不足解消によるダイエットに最適
• 全国どこでも使えるので続けやすい

chocozap（ちょこざっぷ）は、日本最大手のパーソナルジムである『RIZAP（ライザップ）』が満を持してオープンした24時間営業のスポーツジムです。

数ある24時間ジムの中でも最安値級のコストパフォーマンスを誇り、トレーニーはもちろん、サラリーマン・OLまで多くの人から注目を集めています。

またQRコードでの入館システムやセルフエステマシン・脱毛マシン・トレーニング専用キットなども用意されており、ちょこざっぷならではのサービスを受けることができます。他のジムにはない、最先端のシステム・設備を搭載しているのも魅力です。

これから初めて24時間ジムに入会する人も、ちょこざっぷなら手軽に気軽にフィットネスライフを送ることができます。

一般的なダイエット商品

①プロテイン

②ヘルシア

③ヨガマット

④腹筋ローラー

ダイエット初心者必見！ダイエットをする時に気をつけたいこと

ダイエットする際の基本原則

1日の消費カロリー＞1日の摂取カロリー　→　体重が落ちる
1日の消費カロリー＜1日の摂取カロリー　→　体重が増える

まずダイエットをする前に知っておいていただきたいのが、体重の増減は1日の消費カロリーと摂取カロリーの２つの関係によって決まるということです。
ですので、単に体重を落としたいということであれば、運動をして1日の消費カロリーを増やし、食事管理によって1日の摂取カロリーを消費カロリー以下とする、というのが基本の考え方です。
ではここからは、摂取カロリーを抑え、ダイエットの効果を最大化させるために注意すべき食事のポイントについてお伝えします。

ダイエットを成功させるための食事のポイント

1.脂質の量を減らす

毎日の食事の中でついつい摂り過ぎてしまうのが「脂質」です。脂質は調理する際の油として摂取したり、加工食品の中に含まれていたりと知らず知らずのうちに摂り過ぎてしまいます。また、他の三大栄養素である炭水化物、タンパク質が１gあたり４kcalであるのに対して、脂質は1gあたり9kcalと倍以上であり、脂質を摂りすぎるだけで、1日の摂取カロリーが一気に増えてしまいます。しかし、脂質は私たちが生活する上で必須の栄養素ですので、いつも摂取している脂質の量を少し減らして正しい量に調整しましょう。
脂質の1日の摂取量の目安は、摂取カロリー全体の20〜30%です。1日2000kcal摂取する人であれば400l〜600kcalです。gに換算すると、45〜65gとなります。具体的な食品でお伝えすると、バター50g程度、卵10個、ポテトチップス二袋（120g）程度です。食べられる量が少ないと感じた方が多いかと思いますが、ダイエット成功のために食事の際に少し意識してみましょう。

2.タンパク質の量を増やす

脂質を摂り過ぎてしまう一方で1日の摂取量が少なくなってしまいがちなのがタンパク質です。筋肉を作るために必要不可欠な栄養素ですが、筋トレなしで、タンパク質摂取だけでも筋肉の合成を促進し、代謝を上げ、痩せやすい身体へすることができます。タンパク質の1日の摂取量の目安は、摂取カロリー全体の15〜20%で、脂質同様1日2000kcal摂取する人であれば300l〜400kcal、g換算では75〜100gとなります。タンパク質摂取のためには、鶏肉や魚、卵といった食材から摂りたいところですが、調理の手間や、まとまった量を食べなければいけない負担を考えると、プロテインの活用をおすすめします。プロテインはタンパク質を粉末状にしたもので、手軽に素早くタンパク質を摂取をすることができます。
女性にも人気でよく飲まれているプロテインはこちらです。

3.食事の栄養バランスを整える

１、２で記載したことのまとめとなりますが、ダイエットで1番重要なのが食事の栄養バランスです。とりあえず摂取カロリーを制限すればいいのではないかと考えるかもしれませんが、急激なカロリー制限は欠乏症などの栄養不良やリバウンドしやすくなるなどの健康不良のリスクが伴います。健康にダイエットを進めていくには炭水化物、タンパク質、脂質の割合や、そのほかのビタミンやミネラルもしっかり摂る必要があります。しかし、カロリー摂取の管理に加えて、ビタミンやミネラルなどの栄養のことまで考えるとなると結構な負担となってしまいます。そこで活用できるのが、サプリメントやすでに栄養バランスの整った食事を提供してくれる宅食サービスです。
宅食サービス業界最大手のnoshは全てメニューを管理栄養士が監修しており、メニューの数も豊富でダイエットを継続するにはもってこいのサービスです。
このようなサービスを活用してダイエットを進めてみてはいかがでしょうか。

ダイエットに関する参考動画

ダイエットにおすすめの食材5選

・鶏胸肉
言わずと知れたダイエット食材。高タンパク低脂質なことで食事における満足感も抜群！！他の肉に比べて値段を抑えることができるので、継続的なダイエットにおすすめです。

鶏胸肉のダイエット情報はこちら↓
https://fitmap.jp/magazine/diet/164625/

・魚肉ソーセージ
ウインナーソーセージと比べて、脂質を抑えることができ、タンパク質やカルシウムやDHAなどの栄養素も豊富です。ダイエット中の間食やおやつとしてもおすすめです。

魚肉ソーセージのダイエット情報はこちら↓
https://fitmap.jp/magazine/diet/164644/

・卵
良質なタンパク質やビタミン類を多く含み「完全栄養食」とも呼ばれています。安価で手に入り、調理も簡単なためダイエットにおすすめです。

卵のダイエット情報はこちら↓
https://fitmap.jp/magazine/diet/164587/

・さつまいも
ご飯やパンなどの炭水化物の置き換えとして優秀なダイエット食材。食物繊維が豊富なことで腹持ちが良く、便通を促進する効果もあります。バターや砂糖などは使わず、焼き芋として食べるのがおすすめです。

さつまいものダイエット情報はこちら↓
https://fitmap.jp/magazine/diet/157998/

・豆腐
高タンパク低カロリーで、炭水化物の置き換えとしても用いられるほどダイエットに最適な食材。また、大豆イソフラボンが含まれていることから、肌の調子を整えたり、ホルモンバランスを整える作用もあります。

豆腐のダイエット情報はこちら↓
https://fitmap.jp/magazine/diet/171628/

【参考文献】鯖缶に関する調査

• 食品成分データベース
• 文部カ科学省：日本食品成分表示
• e-ヘルスネット（厚生労働省）
• 大塚製薬
• 健康長寿ネット