「ジムの滞在時間ってどのくらいなの?」
「目的別のジム滞在時間の平均は?」
「ジムの効果を最大化できる時間を知りたい」
上記でお悩みではありませんか?
実際に現状「ジム 滞在時間」等と検索しても、運動(ダイエット)の経験がない人が執筆した信憑性に欠ける記事や専門家が執筆した解読が難解な記事しかなく、素人が目にしても理解できない記事が多いです。
パーソナルジムの実店舗「ダイエットパートナー」の運営も行い、数々の健康改善のお手伝いをしている株式会社FiiTがジムの滞在時間について分かりやすく簡潔に解説します。
この記事を全て読み込むことで、目的別のジム滞在時間とその平均について学べることをお約束します。
ジムの滞在時間について
フィットネスクラブや24時間ジムに通っている人の中には、ジムでの滞在時間について気にかけたことがある方も多いはずです。
ジムの滞在時間は人によって異なっており、30分以内にトレーニングを終える人もいる一方で、1日中フィットネスクラブにいる人もいます。どのくらいの時間ジムに滞在するかは、ボディメイクや健康増進を果たすうえで非常に重要な要素です。
またジムの滞在時間の目安は、ジムで叶えたい目標や通う目的によっても異なります。目的によって自ずとジムに滞在する時間も変わってくるのがポイントです。そこで以下では目的別のジム滞在時間について解説していきます。
目的別・ジムの滞在時間
目的別にジムの滞在時間について解説していきます。今回は以下の3つの目的に応じて『平均時間・時間配分・時間配分のポイント』について解説するのでぜひ参考にしてみてください。
- 筋トレがメインの人
- 有酸素運動と筋トレの両方を行う人
- スタジオやプールレッスンに参加する人
順に深堀して解説していきます。
筋トレがメインの人のジム滞在時間の目安は1時間〜1.5時間
まずジムで筋トレをメインに行う人の滞在時間目安です。筋トレをメインで行う人のジム滞在時間目安は、1時間〜1.5時間となっています。
筋トレのメニューにもよりますが、1時間弱でジムを出る人がほとんどです。特に高強度・高重量のトレーニングほど、疲労が溜まりやすいので、必然的にジムの滞在時間も短くなる傾向にあります。反対に低強度・低重量の筋トレなら長時間のトレーニングを行うことができるでしょう。
またボディビルダーなどの上級者トレーニーの中には、2時間以上時間をかけて筋トレを行う人もいるのが事実です。彼らは筋肉を限界まで追い込む必要があるため、日々筋肉が疲労困憊になるまでトレーニングを行います。当然、筋量と筋力が強いほど限界を迎えるまでに時間を有するので、ジムでの滞在時間も必然的に長くなります。
筋トレメインの人の時間配分
筋トレがメインの人の時間配分の例は以下の通りです。
時間配分の例 | |
入店〜着替え | 5分 |
ウォームアップ | 5分〜10分 |
筋トレ | 40分〜1時間 |
ストレッチ | 5分〜10分 |
着替え〜退出 | 5分 |
合計 | 1時間〜1.5時間 |
筋トレの時間については人によって違いが大きいですが、着替えやウォームアップは5分〜10分で完了する人がほとんどのはず。もちろんジムでシャワーやお風呂に入った場合には、さらに15分〜20分ほど滞在時間が延びることになります。
また最近では24時間ジムに通う人も多いはずです。基本的にほとんどの24時間ジムでは、土足利用が可能なため自宅で着替えを済ましておけば、入室後そのままトレーニングに入ることができます。フィットネスクラブに比べて、24時間ジムに通う方が大幅な時間節約になるはずです。
筋トレは短時間で追い込むことが大切
ジムで筋トレをメインで行いたい人は、「筋トレは短時間で追い込むもの」ということを念頭に置いておくことが大切です。長時間の筋トレは強度自体が低く、効果的でない可能性が高いので注意しましょう。
特に『筋肥大』を目標としてジムに通う人は、短時間で追い込むことが大切です。筋肉を肥大させるためには、限界まで対象の筋肉を追い込み破壊する必要があります。そのため高強度・高重量の筋トレが必要です。1時間以内で追い込み切ることをポイントにしましょう。
また、ボディビルやフィジークなどの大会出場を目指すならば、(筋肉ごとに)部位分けして筋トレを行うのも効果的です。週に通う頻度は多くなりますが、反対に1日あたりの筋トレ時間は短くなります。1部位を1時間かけて追い込めば強度的には十分なので、ライフスタイルに合わせて部位分けして筋トレを行うようにしましょう。
筋トレ有酸素運動の両方を行う人は1.5時間〜2.5時間
有酸素運動と筋トレの両方を行う人のジム平均滞在時間は、1.5時間〜2.5時間です。筋トレだけを行う人に比べて必然的にジムの滞在時間も長くなります。
特にダイエットが目的で有酸素運動を行う場合は、ある程度の時間をかけて行うことが大切です。有酸素運動で脂肪燃焼が始まるのは、スタートから20分以降であると言われています。そのため、ダイエット効果を十分に得るためには30分〜1時間は有酸素運動を行う必要があるでしょう。
ただし筋トレと有酸素運動の両方を行うならば、上記の定義は当てはまりません。既に筋トレで体内のエネルギー源である『グリコーゲン』が消費されているので、筋トレ後は有酸素運動開始直後に体内の脂肪を燃焼させることができます。時間節約はもちろん、よりダイエット効果を得るためにも「筋トレ→有酸素運動」の順に行うのが効率的です。
筋トレと有酸素運動の両方を行う人の時間配分
筋トレがメインの人の時間配分の例は以下の通りです。
時間配分の例 | |
入店〜着替え | 5分 |
ウォームアップ | 5分〜10分 |
筋トレ | 40分〜1時間 |
有酸素運動 | 30分〜1時間 |
ストレッチ | 5分〜10分 |
着替え〜退出 | 5分 |
合計 | 1.5時間〜2.5時間 |
筋トレと有酸素運動の両方を行う必要があるので、どうしてもジムの滞在時間が長くなりがちです。筋トレと有酸素運動の時間配分によってジムの滞在時間も大きく変動します。
またダイエットのプロであるボディビルダーの中には、有酸素運動を15分〜20分ほどで済ませる人も多いです。既にハードな筋トレを行った後ですので、有酸素運動を長時間行わなくても脂肪燃焼しやすい体の状態が作られています。
筋トレと有酸素運動の時間配分がポイント
筋トレと有酸素運動の両方を行いたい人は、筋トレと有酸素運動の時間配分がポイントです。もし両方を行いながらも出来るだけジムの滞在時間を減らしたいなら、筋トレと有酸素運動のどちらに重きを置くのかを決めておきましょう。
もしダイエットやボディメイクが目的の人ならば、筋トレに重きを置くのがおすすめです。1時間ジムでトレーニングをするならば『筋トレ40分+有酸素運動20分』といった具合に筋トレの配分を大きくしましょう。
有酸素運動よりも筋トレを主として行った方が良い理由は、ダイエット成功の鍵が『基礎代謝』にあるからです。基礎代謝とは、「人間が生活するうえで自然と消費するエネルギー」のこと。筋トレで筋肉量をしっかりと増やす(もしくは維持する)ことで、自然と痩せやすい体質になります。
確かに有酸素運動は直接脂肪を燃やすための有効な方法ですが、筋肉量自体を増やすことはほぼ不可能です。急ピッチで脂肪燃焼をする必要がある人以外は、まず筋トレをメインで行うのがダイエット成功の鍵となります。
スタジオレッスンやプールプログラムにも参加する人は2時間~3時間
フィットネスクラブでスタジオレッスンやプールプログラムにも参加する人は、2時間〜3時間のジム滞在時間となります。
スタジオレッスンやプールプログラムは1時間程度であることが多く、待ち時間なども考慮すると、トレーニングルームのみを使用する人よりもジムの滞在時間は長めです。プログラムによっては、1時間以上を有する場合もあるので、プログラムの尺によって滞在時間も変動します。
またスタジオやプールだけでなく、トレーニングルームなども使用することも考慮すると、3時間程度ジムに滞在する場合も多いです。「筋トレ+有酸素運動+スタジオレッスン」などジムのあらゆる施設・設備を利用する人も多く、中には半日もしくは1日中ジムでのエクササイズを楽しむ人もいます。
スタジオレッスンやプールプログラムに参加する人の時間配分
筋トレがメインの人の時間配分の例は以下の通りです。
時間配分の例 | |
入店〜着替え | 5分 |
ウォームアップ | 5分〜10分 |
筋トレ(もしくは有酸素運動) | 1時間〜1.5時間 |
スタジオレッスン | 1時間 |
ストレッチ | 5分〜10分 |
着替え〜退出 | 5分 |
合計 | 2.5時間〜3時間 |
トレーニングルームでのエクササイズとスタジオレッスン(もしくはプールプログラム)を合わせて行うと滞在時間は上記のようになります。スタジオレッスンのみなら、1時間〜1.5時間程度のジム滞在時間となるでしょう。
またトレーニングルームを利用し、かつプールプログラムにも参加する場合は、水着の更衣を行うことが必須です。そのためスタジオレッスンに参加する場合に比べて、ジムの滞在時間も長くなるでしょう。
スタジオレッスンやプールプログラムに参加するなら時間の余裕が必要
もしスタジオレッスンやプールプログラムにも参加し、かつトレーニングルームで筋トレや有酸素運動を行うなら、かなり時間の余裕を持つことが必要です。
スタジオレッスンやプールプログラムに参加する際は、待ち時間や更衣・シャワーなどの時間も必要になります。トレーニングルームのみを使用する人に比べてジムの滞在時間は長くなりがちです。
もし平日は忙しくて時間がない人は、土日など時間の余裕がある日のみスタジオレッスンやプールプログラムに参加するようにしましょう。余暇の時間を削ってまでジムに通うのではなく、あくまで長期的にジム通いができるよう時間のコントロールをすることが大切です。
ジムでの時間配分は効率的に行うことが大切
今回はジムの滞在時間について解説してきました。フィットネスクラブや24時間ジムに通う人が多くなった一方で、時間の余裕がある人も少なくなってきています。特に平日は忙しいサラリーマンやOLの方は、ジムに通うだけで精一杯でしょう。出来るだけジムでの時間配分にも気を配り、効率的にフィットネスに取り組むことも大切です。