「自分に合ったマットレスの選び方は?」
「マットレスは種類によってどう違うの?」
「おすすめのマットレスを知りたい」
上記でお悩みではありませんか?
実際に現状「マットレス 選び方」等と検索しても、ジムでの運動経験がない人が執筆した信憑性に欠ける記事や専門家が執筆した解読が難解な記事しかなく、素人が目にしても理解できない記事が多いです。
パーソナルジムの実店舗「ダイエットパートナー」の運営も行い、数々の健康改善のお手伝いをしている株式会社FiiTがマットレスの選び方について分かりやすく簡潔に解説します。
マットレスについて詳しく知りたい人は、この記事を全て読み込むことで、マットレスの種類による特徴が理解でき、自分に合ったマットレスを選ぶことが出来るようになることをお約束します。
自分に合ったマットレスを選ぶことのメリット
まずは自分に合ったマットレスを選ぶことによって得られるメリットに関して解説していきます。
自分に合ったマットレスを選ぶメリットは、以下の3つです。
- 疲れが取れやすい
- 寝心地がよくなる
- 腰痛や肩こりになりにくい
順に深堀して解説していきます。
睡眠の質が改善される
自分に合ったマットレスを選ぶことができれば、睡眠の質が改善され、睡眠による疲労回復効果を一層促すことができます。結果的に以前よりも疲れが取れやすくなることでしょう。反対に自分に合っていないマットレスを選択してしまうと、疲労が十分に取れない可能性があるので注意が必要です。
柔らかすぎるマットレスは、一見疲労が取れやすいように思われますが、姿勢が安定せず寝返りの度に体が動くので体力を消耗させます。また硬すぎるマットレスを選んでしまうと体の接触面が圧迫され、血流が滞ってしまいます。
硬さ・サイズ・マットレスの種類など、全ての要素が自分に合ったマットレスを選べば、これまでよりも一層睡眠の質が改善されることでしょう。
寝心地がよくなる
睡眠時の寝心地は、選択するマットレスに依存するといっても過言ではありません。枕や掛け布団が果たす役割はもちろん無視できませんが、マットレスは最も寝心地に影響を与えるアイテムです。
サイズ・硬さなどが丁度良く、自分に合ったマットレスであれば、睡眠時の寝心地もより一層よくなります。睡眠の質が高まり疲労が取れやすいのはもちろんのこと、寝心地がよくなるのでストレス解消にも繋がります。
腰痛や肩こりになりにくい
自分にとって最適なマットレスを選ぶことで、腰痛や肩こりになるリスクを軽減することが期待できます。腰痛や肩こりの根本的な治療は難しいですが、腰痛・肩こりの予防に繋がるでしょう。
マットレスの役割は、「体圧を分散させ、体への負担を軽減する」こと。 睡眠時の姿勢(仰向け)は腰に最も負担がかかると言われています。最適なマットレスで睡眠を取ることで、腰への負担を軽減し、腰痛を予防することが可能です。
また腰へ負担がかかることで、血流が悪くなり、肩こりを引き起こす可能性もあります。腰への負担をマットレスで軽減することは、結果的に肩こりを予防することも可能です。
マットレスの種類と特徴
マットレスの種類と特徴について解説します。自分に合ったマットレスを選ぶためには、マットレスにおける種類の特徴を理解しておくことが重要です。
これからマットレスの購入を検討している人は、ぜひ予備情報をとして理解しておいてください。
コイルマットレス
マットレス内部の構造にコイルが使われているものを指します。コイルマットレスは、数あるマットレスの中で最もベーシックなタイプです。
価格帯も様々で、同じコイルマットレスでも特殊加工がされたものも多く発売されています。コイルマットレスの特徴は、耐久性と通気性に優れていること。癖の少ないマットレスであるため、万人に向いた種類になります。
またコイルの数が多いほど、体圧分散に優れ、耐久性も高いとされています。マットレスの種類にこだわりがないのであれば、コイルマットレスを選ぶのが無難です。
ウレタンマットレス
ウレタンマットレスは、その名の通り『ウレタン素材』を使用したタイプのマットレスです。ウレタンの持つクッション性で体全体を支える構造で、高いフィット感があるのが特徴です。ウレタンマットレスには一般的に『高反発』と『低反発』の2種類があります。
高反発ウレタンマットレスは、高い反発力により体が沈み込みすぎず、腰に負担をかけることなく寝返りを打つことが可能。正しい姿勢を維持しやすく、体圧分散にも優れています。 耐久性もあり、長時間使用しても劣化しにくいのも魅力です。通気性も良いので夏場でも快適な睡眠を取ることができます。ただし通気性が良い分、冬場は寒く感じることがあります。
低反発ウレタンマットレスは、高反発マットレスよりも柔らかいのが特徴です。体を包みこむような柔らかさがあるので、どんな体型の方にもフィットします。ただし寝返りを打ちづらいデメリットがあるので、肩こりや腰痛持ちの人にはあまり向いていません。
ファイバーマットレス
ファイバーマットレスは、自宅でシャワーなどを使って丸洗いできるマットレスです。ファイバーマットレスは、ポリエチレンといわれる繊維を、絡め合うようにして編んだ素材を使用したマットレスです。自宅で丸洗いすることもできます。
ファイバーマットレスは、硬めのしっかりとした寝心地で、寝返りが打ちやすいのが特徴です。 通気性にも非常に優れ、湿気が内部にこもらないので、夏場でも快適な睡眠を取ることができます。
ただし熱に弱い特性があるので、70~90度で溶け出す可能性があるのがデメリットです。また、厚みが3cm~5cmと薄いため、人によっては底付き感が気になることがあります。
ラテックスマットレス
ラテックスマットレスは、ゴム素材を中心に作られるマットレスです。ゴム特有の柔らかさと弾力性を兼ね合わせた新しいタイプのマットレスになります。
体圧分散に優れ、ゴムの柔らかさと反発力の絶妙なバランスで体をソフトに支えます。柔らかさと高い耐久性が魅力で、最近最も注目を集めているタイプのマットレスです。
ただし耐久性に優れていますが、通気性が悪く、夏場は蒸れを感じることがあります。 また品質が良い天然ラテックスマットレスを購入する場合、価格が高額になりやすいのが弱点です。
マットレスの選び方
次にマットレスの選び方を解説していきます。自分に合ったマットレスに出会うためには、マットレスの選び方が非常に重要です。
ここで解説する内容を参考に、マットレス選びを行ってください。
体型に合ったマットレスを選ぶ
マットレスを選ぶ際には、まず自分の体型に合ったマットレスを選ぶことが重要です。体型に合ったマットレスとは、サイズ選ぶを指します。どんなに高品質なマットレスでも、サイズ感の合っていないマットレスの購入は絶対にNGです。
マットレスのサイズには主に以下の5つがあります。
- シングルサイズ:幅約97cm。大人1人用の一般的なサイズ。男性は寝返りを打つ際に、窮屈に感じる場合がある。
- セミダブルサイズ:幅約120cm。大人1人がゆとりを持って寝られる。
- ダブルサイズ:幅約140cm。大人2人用。ただし寝返りを打つスペースに余裕はあまりない。
- クイーンサイズ:幅約160cm。大人二人でもゆったり寝ることが可能。
- キングサイズ:幅約180cm。大人2人+幼児1がゆったり寝られるサイズ。
シングルサイズとダブルサイズのマットレス購入を検討している人は注意が必要です。男性一人でシングルサイズのマットレスを使用する場合には、体型の大きな人だと寝返りが打ちにくい可能性があります。自分に適したサイズのマットレスを選択しましょう。
硬さで選ぶ
マットレスを選ぶ際に重要なポイントが「マットレスの硬さ」です。体型によって選択すべきマットレスの硬さは異なります。マットレス硬さは、マットレスに使用する素材によって異なります。それぞれの素材の特徴は以下の通りです。
素材名 | 硬さ | 特徴 |
低反発ウレタン | 柔らかい | ・スポーツシューズや枕などにも使用される柔らかい素材。 ・横向き寝が多い人におすすめ ・体重が軽いと沈みこむ可能性あり |
ポケットコイル | ||
高反発ウレタン | 中程度 | ・姿勢が保たれ、快適に寝返りが打てる ・仰向け寝におすすめ ・標準体重の方向け |
ラテックス | ||
ボンネコイル | 硬め | ・しっかりとした硬さ ・寝返りが打ちやすいため肩こり・腰痛の方にも向いている ・体重が重めの人におすすめ |
樹脂素材 |
使用する素材によってマットレス自体の硬さにも違いが生まれます。もし実店舗以外でマットレスの購入を検討している人は、ぜひ使用しているマットレスの素材に着目してみてください。
耐久性も重要
マットレスを選ぶ際には、耐久性にも着目することが重要です。どんなに高額なマットレスでも耐久性が低いと、すぐにマットレスが痛んで十分な睡眠効果を得られない場合があります。
特にインターネットショッピングなどで低価格のマットレスを購入する場合には注意が必要です。最低でもレビューなどを事前にチェックし、耐久性に対する悪い口コミがないかを確認しておきましょう。
またマットレスの中には『保証期間』が設けられているものもあります。実店舗もしくは公式ECサイトでマットレスを購入することで、保証を得られる場合も多いです。amazonや楽天などで購入すると保証が付かない場合があるので、注意しましょう。
まずはコスパの良いマットレスから試してみる
マットレスを選ぶ際によくある間違いが、いきなり高額なマットレスを購入してしまうことです。もちろん、よく吟味したうえで購入するのであれば問題ありませんが、勢いだけで数十万円の高額マットレスをいきなり購入するのはおすすめしません。
前述した通り、マットレスは人によって合う合わないがあります。どれだけ評判の良いマットレスでも、硬さや反発力などによって使用感は人によって異なるからです。特にこれまでマットレス選びにこだわりが無かった人は、いきなり高額で特殊な加工がされたマットレスを選ぶのはおすすめしません。
まずは先ほど解説したサイズ・硬さ・反発力などの情報を元に出来るだけコスパの良いマットレスを選ぶことがおすすめです。マットレスは一生使い続けるものではありませんので、劣化してきたタイミングで同程度の硬さ・反発力のある高価格帯マットレスを購入しましょう。
おすすめのマットレス
最後におすすめのマットレスをいくつか紹介していきます。
これからマットレスの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
雲のやすらぎプレミアム
種類 | 硬さ | サイズ | 重量 | 価格 | 保証 |
高反発ウレタン | 普通 | シングル | 6.7kg | 39,800円 | あり |
数あるマットレスの中でも特におすすめしたいのが、この雲の安らぎプレミアムです。整体師、整形外科医、柔道整復師が選ぶ「腰にやさしいマットレス」に選ばれているマットレスになります。
国内製造で体圧分散に優れたアルファマットを採用しており、腰や背中が気になる方におすすめです。特殊なウェーブ加工が施されているため、より体圧分散を行いやすい構造となっています。
さらに防ダニ・抗菌、防臭効果(SKEマーク)を取得した素材を利用しており、マットレスカバーは取り外せて自宅で洗濯可能なのでいつまでも清潔な睡眠環境が得ることが可能です。
マニフレックス メッシュウィング
種類 | 硬さ | サイズ | 重量 | 価格 | 保証 |
高反発ウレタン | 硬め | シングル | 約7.0kg | 45,650円 | なし |
世界99カ国への出荷事績を誇る「マニフレックス」のマットレスです。イタリアの工業で一貫製造されており、日本人のみならず世界中から高い評価を得ています。
「エリオセル」というマニフッレクス社が独自開発した高反発フォームを使用しており、体のカーブに合った構造に作られているのが特徴。これにより睡眠時にも立位の時と同じ姿勢を保ってくれるので、腰や肩に余計な負担がかかりません。
また通気性にも優れているため、汗ムレなどを防ぎ快適な睡眠環境を整えてくれます。非常に高品質でありながら、高すぎない価格設定も魅力。3つ折り式なので、簡単に移動することもできます。
エアウィーヴ ベッドマットレス S01 シングル
種類 | 硬さ | サイズ | 重量 | 価格 | 保証 |
エアファイバー | 普通 | シングル | 約17kg | 111,000円 | あり |
日本で高い知名度を誇る『エアウェーブ』のマットレスです。エアウェーブの独自開発繊維である『エアファイバー』を使用したマットレスになります。
ファイバー素材のため、通気性に優れているのはもちろんのこと、水洗いが可能で常に清潔さを保つことが可能です。体圧が均等に分散されるよう作られており、睡眠中の体への負担を軽減してくれるのが特徴です。
実際に「腰や肩の痛みが軽減された」との声も多く、一般消費者だけでなくアスリートからも高い注目を集めています。シングルサイズで10万円以上するのが弱点ですが、高価なマットレスをお探しの人にはおすすめです。
ニトリ NスリーププレミアムP1-02CR VH
種類 | 硬さ | サイズ | 重量 | 価格 | 保証 |
ポケットコイル | 普通 | シングル | 約31kg | 59,900円 | あり |
日本の家具メーカー「ニトリ」が発売するマットレスです。ニトリのマットレスはお値段が手頃かつ品質も高いことから、多くの日本人に愛用されています。
ポケットコイルがもつ柔らかい寝心地やフィット感が魅力。さらに2層構造なので、高いクッション性を実現しています。2層のポケットコイルが背骨のラインをキープしてくれるので、体に負担をかけず自然な睡眠へ導いてくれるマットレスです。
ダブルクッションタイプは10万円以上が相場ですが、ニトリのマットレスなら5万円以下で購入することができます。コスパと品質の両方をお求めの人におすすめです。
エマ・スリープ
種類 | 硬さ | サイズ | 重量 | 価格 | 保証 |
高反発ウレタン | 柔らか〜硬めの 3層構造 | シングル | 約21kg | 108,000円 | あり |
エマ・スリープは、ヨーロッパのスタートアップ企業が開発した今高い注目を集めているマットレスです。既に世界200万人以上が使用されているとされています。
エマスリープの特徴は、硬さの違う素材を使用した3層構造です。通気性の高い柔らかめの層と、体圧分散性に優れた硬めの層で、快適な寝心地を実現しています。
また100日間のお試し期間が設定されており、購入後100日以内なら返品することが可能です。「実際に試してみないと分からない」という方も安心して購入することができます。
まとめ
今回は、マットレスの選び方を種類・体型・構造などを元に解説してきました。睡眠時間が諸外国よりも特に短いと言われる日本人にとって、マットレスを含む寝具選びは非常に重要です。
枕やかけ布団などよりも睡眠に大きな影響をもたらすマットレスは、自分に合ったものを選ぶことが重要になってきます。ぜひ今回の記事を参考に自分に合った最適なマットレスを見つけてください。