「ジムは毎日通った方がいいの?」
「ジムに毎日通う場合のメリットとデメリットは?」
「ジム通いを毎日続けるための方法を知りたい」
上記でお悩みではありませんか?
実際に現状「ジム 毎日」等と検索しても、運動(ダイエット)の経験がない人が執筆した信憑性に欠ける記事や専門家が執筆した解読が難解な記事しかなく、素人が目にしても理解できない記事が多いです。
パーソナルジムの実店舗「ダイエットパートナー」の運営も行い、数々の健康改善のお手伝いをしている株式会社FiiTが毎日のジム通いについて分かりやすく簡潔に解説します。
これからジムに毎日通うことを検討している人はぜひ最後まで読んでみてください。毎日ジムに通うメリットとデメリット、さらに毎日ジムに通い続ける方法についても詳しく解説します。
ジムには毎日行ったようが良いのか
結論から言うと、ジムには毎日通う必要はありません。ジムに通う頻度の目安は週3回以上と言われており、決してジムに毎日行くことがボディメイクにおいて必須ではないのが事実です。
しかしジムに通う頻度の目安は人によって異なります。人によっては毎日ジムに通うことでジム通いを習慣化し、ボディメイクに成功している人も多いです。ジムに通う頻度が重要なのではなく、いかにして楽しくかつ継続して長期的にジムへ通えるかが大切になってきます。
もし平日の仕事終わりや休日に余暇の時間が余っているならば、毎日ジムに通っても構いません。詳しくは後ほど解説しますが、毎日ジムに通うことで得られるメリットもたくさんあります。「毎日ジムに通いたい!」というモチベーションがあるなら、ぜひ毎日ジム通いをしてください。
また下記の記事では「ジムに通うのにおすすめな頻度」について解説しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。
毎日ジムに通うことのメリット
まずは毎日ジムに通うことで得られるメリットを解説していきます。毎日ジムに通うことで得られるメリットは、以下の5つです。
- 運動が習慣化される
- 日々の消費カロリー量が高まる
- 筋トレフォームの習得が早まる
- 友達や知り合いが増える
- ストレス解消になる
順に深堀して解説していきます。
運動が習慣化される
毎日ジムへ通うことで、運動習慣を身に付けることができます。特に人間は『習慣の生き物』と言われているほど、普段の運動習慣が健康そのものに大きな影響を与える生物です。
毎日ジムへ通うことで必然的に運動する習慣を自身に身に付けることができます。反対に週1~2回しかジムへ行かないと運動が習慣化されず、途中でジム通いを辞めてしまう人も多いです。1回あたりのトレーニング量は少なくても、小まめにジムへ通うことで、ジム通いが習慣化され、健康的な体を手に入れることができます。
特にジム通いがまだ習慣化されていない初心者ほど、毎日ジムへ通うことでより早期に正しい筋トレフォームを身に付けることが可能です。筋トレフォームが身に付き、ジム通いが習慣化されてきたら、頻度が週3回〜4回に調整していくことも検討してみましょう。
日々の消費カロリー量が高まる
毎日ジムに通うことで、必然的に日々の消費カロリー量を高めることが可能です。当然運動する頻度が増えますので、その分1日あたりの消費カロリー量は増えていくでしょう。
ダイエットの大原則は『消費カロリー>摂取カロリー』の原則を守ることです。1日あたりの食事で摂取しているカロリーよりも、運動などで消費したカロリーが上回れば自然と脂肪は燃焼されていきます。毎日ジムに通い、しっかりとダイエットに効果的な運動ができれば、ダイエットの効果もいち早く得ることができるでしょう。
ただし、「毎日ジムに通って運動しているから」と高カロリーなお菓子ばかり摂取するのは絶対にNGです。もし毎日のジム通いでダイエットを成功させたいならば、必ず食事管理も並行して行いましょう。毎日のジム通いと食事管理を組み合わせれば、かなり早いペースでダイエットに成功できる可能性が高いです。
筋トレフォームの習得が早まる
特に初心者に言えることですが、筋トレやダイエットでより早く結果を出すためには、筋トレの正しいフォームを早く身に付けることが大切です。毎日ジムへ通い、定期的にトレーニングを行うことで、より早期に正しい筋トレフォームを身に付けることができるでしょう。
筋トレは奥が深く、何十年と筋トレ歴のあるボディビルダーでさえ、常にフォームの改良に取り組んでいます。自分に合った筋トレフォームを種目毎に身に付けることは容易ではありません。初心者ほど定期的にジムへ通い、より早く正しいフォームを身に付けた方が、成果を早く出すことができるでしょう。
反対に週1~2回しかジムへ通わないと、なかなか正しい筋トレフォームを身に付けることは難しいです。次にジムへ行った時には、フォームのコツを忘れてしまう可能性もあります。せっかく毎日ジムに通うのであれば、初心者はまず正しい筋トレフォームを身に付けることを心掛けましょう。
友達や知人が増える
毎日ジムに通うことで、自然と友達や知人が増える可能性が高いです。毎日ジムで顔を合わせたり、同じプログラムに参加したりすることで、仲良くなり、交友関係となるケースが多々あります。
得にプールやダンススタジオなど施設設備が充実しているジムでは、友人や知人ができる可能性が高いです。アクアビクスやエアロビクスなどのプログラムに毎日参加していれば、必然的に友達や知人は増えていくはず。毎日ジムに通うのであれば、こうしたプログラムにも積極的に参加することをおすすめします。
友達や知人が増えれば、それだけでジムに通うモチベーションもアップするでしょう。毎日のジム通いも楽しくなるので、継続してジムに通うことが可能です。
ストレス解消になる
毎日ジムに通うことで、ストレス解消効果を得ることも可能です。仕事や家庭で嫌なことがあっても、ジムで運動をすればストレスが解消されるでしょう。
実際に運動には、ストレス解消効果があることが判明されています。一見体を酷使し、疲労を増加させるイメージがありますが、心にとって運動は最高の休息方法です。実際に『うつ病患者』に対して運動療法を医師が提示するケースも多くあります。
また特にストレス解消に有効だとされている運動方法は、有酸素運動です。身体に空気を取り込みながら行う有酸素運動がストレス緩和に適していると言われています。軽い負荷で空気を吸い込みながら有酸素運動を行うことで、ストレス解消に繋げることが可能です。またストレスはコルチゾールを分泌させ、筋肉を分解してしまうことに繋がります。軽い有酸素運動をエアロバイクで行うことで、ストレス解消に繋がり、ダイエット中の筋分解を防ぐことも可能です。
毎日ジムに通うことのデメリット
毎日ジムに通うことには、メリットと同時にデメリットも存在します。毎日ジムに通うことで生ずるデメリットは以下の3つです。
- 肉体的な疲労が溜まりやすい
- マンネリ化につながる
- 余暇の時間が少なくなる
順に深堀して解説していきます。
肉体的な疲労が溜まりやすい
毎日ジムに通うことのデメリットは、肉体的な疲労が溜まりやすいことです。毎日ジムに通ってトレーニングや運動を行うことで、次第に慢性的な疲労が溜まっていきます。
特に筋トレを中心にジムでトレーニングを行う人は、注意が必要です。筋肉を大きく成長させるためには、およそ24時間~48時間の休養が必要と言われています。『超回復』と言われているこの現象を起こすには、筋トレ後の十分な休養が必要なのです。毎日ジムに通っていると、超回復が起きる前にトレーニングをすることになります。よって、結果的に「ジムに通っているのに筋肉が付かない」という現象が起こってしまう可能性も否定できません。
もしこれから毎日ジムに通うことを検討しているならば、「鍛える筋肉を日によって分割する」もしくは「日々の運動強度を低めにする」という方法を取ることが大切です。毎日ジムにいってハードな筋トレを行うのは避けましょう。
マンネリ化につながる
毎日ジムに通っていると、ジムに通うことがマンネリ化してしまう可能性も高いです。日々のトレーニングや運動が当たり前になり、モチベーションも次第に低下していきます。
特にダイエットや筋肥大を目的にジムへ通うことを検討している人は、このマンネリ化に注意が必要です。ダイエットや筋肥大を成功させるためには、ある程度のモチベーションが必要。毎日ジムへ通うことでマンネリ化が起こり、ダラダラとトレーニングをしてしまっては意味がありません。
もしジムへ毎日通うことを検討しているならば、いかにしてマンネリ化を防ぐかを考えることが大切です。「有酸素運動と筋トレを組み合わせる」「スタジオやプールプログラムに参加する」などもマンネリ化を防ぐための方法になります。どのようにすれば毎日ジムに通っても、モチベーションが下がらないのかを自分なりに考えておきましょう。
余暇の時間が少なるなる
毎日ジムへ通っていると、必然的にジムでの運動以外に使う時間も減っていきます。ジムへ通うこと以外に趣味がないのであれば毎日ジムへ通っても構いません。しかし自分なりの趣味や家庭の用事があるのに、全ての余暇時間をジムへ捧げることはおすすめしません。
ボディビルダーや筋トレ好きのトレーニーの中には、ジムへ通うこと以外に興味がない人もいます。好きでジムへ通っているのであれば問題ありませんが、家庭や仕事をないがしろにしてまでジムへ通うのはNGです。
ジムでボディメイクを成功させるために大切なことは、ジム通いを「継続すること」。ジムに通った当初はモチベーションが高いので毎日ジムへ通うことは苦ではありません。しかしモチベーションを維持する自信がないのであれば、最初から無理のない頻度でジムへ通うことを心掛けましょう。プライベートの時間を全てジムへ捧げる必要は全くありません。
ジム通いを毎日続けるためのポイント
最後にジム通いを毎日続けるために大切なポイントを解説します。ジム通いを毎日続けるためのポイントは、以下の5つです。
- 1日あたりの運動量・強度を低くする
- 筋トレは鍛える部位を分割する
- 有酸素運動と筋トレを組み合わせる
- プールやスタジオプログラムに参加する
- アクセスの良いジムへ入会する
順に深堀して解説していきます。
1日あたりの運動量・強度を低くする
ジムへ毎日通うのであれば、1日あたりの運動量・強度を低く設定することがおすすめです。前述した通り、ジムへ毎日通うことは慢性的な肉体疲労を起こすリスクがあります。特に筋トレを行っている人は、筋肉の成長に欠かせない『超回復』を妨げることになるのです。
そこで、1日あたりの運動量・強度をセーブすることを意識しましょう。毎日全力で運動やトレーニングを行うのではなく、ある程度体力をセーブしておきましょう。日々運動をすることの効果は高いので、毎日全力で筋トレや有酸素運動をしなくても効果は表れてくるはずです。
また運動強度の高いトレーニングは「怪我をしやすい」というデメリットもあります。筋肥大を起こすためにはハードなトレーニングが必要ですが、毎日全力で追い込むのは怪我のリスクを高めるので避けるべきです。
筋トレは鍛える部位を分割する
毎日ジムに通いたい人は、鍛える部位を細分化して分割しましょう。前述した通り、筋肉の成長に不可欠である『超回復』を起こすには、24時間~48時間の休息が必須。そのため最低でも中1日、可能であれば中2日は筋肉を休める必要があります。
例えば「上半身と下半身を交互に鍛える」という分割方法もおすすめです。上半身と下半身を交互にトレーニングすれば、それぞれ24時間の休息時間を筋肉に与えることができます。ただし中1日のみでは筋肉の回復に十分でない可能性も高いので注意が必要です。
またボディビルダーの中には、1部位を1日ずつ鍛える人も多いです。週7日トレーニングするなら、「脚・腕(上腕二頭筋)・肩・背中・胸・腹筋・腕(上腕三頭筋)」といった具合に細分化してトレーニングを行います。筋肉の部位毎で考えると計6日分(144時間)の休息時間があるので、回復には十分です。ハードなトレーニングも分割して行うことで、より効率よく効果を得ることができます。
有酸素運動と筋トレを組み合わせる
毎日ジムへ通うのであれば、有酸素運動と筋トレを組み合わせることがおすすめです。有酸素運動と筋トレを組み合わせることにより、ダイエットと筋力アップ両方の効果を得ることができます。
特にダイエットのためにジムへ通うことを検討している人は、有酸素運動と筋トレを組み合わせることがおすすめです。有酸素運動による『脂肪燃焼効果』と筋トレによる『基礎代謝UP』という2つの効果を同時に得ることができます。よりダイエットも効率よく進むことでしょう。
また必ずしも1日で有酸素運動と筋トレを同時に行う必要はありません。毎日ジムへ通うのであれば、1日ずつ交互に有酸素運動と筋トレを行うのもおすすめ。自分にあった方法で有酸素運動と筋トレの両方を行いましょう。
プールやスタジオプログラムに参加する
もしこれからフィットネスクラブで毎日運動をすることを想定しているのであれば、プールやスタジオレッスンのプログラムに参加するのがおすすめです。大型のフィットネスクラブであれば何らかのレッスンプログラムを行っているはずなので、積極的に参加しましょう。
プールプログラムでは『アクアビクス』や『スイミングレッスン』などが実施されています。水中の運動は消費カロリーが高くダイエットにはピッタリです。さらにスイミングレッスンに参加すれば、泳ぎも上達させることができます。
またスタジオレッスンでは『エアロビクス』・『ピラティス』・『ヨガ』など幅広いスタジオプログラムが用意されているジムが多いです。毎日ジムへ通う人でも多種多様なプログラムに参加することで、楽しみながら運動に励むことができます。
アクセスの良いジムへ入会する
毎日ジムへ通う際の最後のポイントは、できるだけアクセスの良いジムへ入会することです。自宅や会社、最寄り駅などから近いジムへ入会するようにしましょう。
アクセスが良いジムへ通うことで、ジムへ行く時間が短縮されるのはもちろん、ジムへ行くまでにやる気を失ってしまう可能性も低いです。反対に自宅や会社から遠いジムへ入会してしまうと、ジムへ行く前にやる気を失ってしまいます。アクセスの良いジムへ行くことで、毎日のモチベーションも維持しやすいです。
最近ではあらゆる場所にジムがオープンしています。特に24時間ジムの大手である『エニタイム』は全国に約1,000店舗ほど展開されています。もしフィットネスクラブやスポーツジムが自宅や会社付近にないのであれば、24時間ジムへの入会も検討してみましょう。
自分に合ったペースでジムへ通うことが大切
今回は、毎日ジムへいくことのメリット・デメリット、加えて毎日ジムへ行く際のポイントも解説しました。毎日ジムへ行くことは素晴らしいことですが、ジムへ通うことへの脅迫観念に駆られる必要はありません。自分のライフスタイルに合った頻度でジムへ通うことが大切です。ぜひ今回の記事を参考に最高のフィットネスライフを送ってください。