「ジムで医療費控除は受けられるの?」
「ジムで医療費控除が受けられる条件を知りたい」
「医療費控除を実施しているジムを知りたい」
上記でお悩みではありませんか?
実際に現状「ジム 医療費控除」等と検索しても、ジムの運営経験がない人が執筆した信憑性に欠ける記事や専門家が執筆した解読が難解な記事しかなく、素人が目にしても理解できないことが多いです。
パーソナルジムの実店舗「ダイエットパートナー」の運営も行い、数々の健康改善のお手伝いをしている株式会社FiiTがジムの医療費控除について分かりやすく簡潔に解説します。
ジムの医療費控除について詳しく知りたい人は、この記事を全て読み込むことで、ジムの医療費控除についての理解を深められることをお約束します。
ジムで医療費控除を受けることは可能?
結論から言うとジムで医療費控除を受けることは可能です。「医療費控除」とは、年間10万円を超えた医療費を年収から差し引き、その分の税金を減額する制度。ジムで支払った会費等を医療費として申請することで控除を受けることが可能です。
ジムでの医療費控除制度を使うには、その年の医療費明細をとっておき、確定申告をする必要があります。ジムで支払った料金の明細を元に確定申告を行うことで、医療費として控除することが可能です。
ただし誰もがジムの費用を医療費として申請できる訳ではありません。条件については、これから詳しく解説していきます。まずはジムでの医療費控除を受ける条件を理解することからスタートしましょう。
ジム利用料が医療費控除の対象になる条件
ジム利用料を医療費として申請し、料金を控除するためには以下の3つの条件を満たすことが必須です。
- 医師の処方箋が必要
- 週1回以上8週間以上の運動をしている
- 厚生労働省が指定したジムを利用する
順に深堀して解説していきます。
医師の処方箋が必要
まずは医師の処方箋を受け取ることが必須です。医療費控除は基本的に何らかの疾患を抱える人しか受け取ることができません。高血圧症、高脂血症、虚血性心疾患、糖尿病などの疾病があり、医師の「運動療法処方箋」に基づいて運動を実施することが必須です。
生活習慣病等による基礎疾患を抱えており、かつ医師から運動療法を勧められている人が対象になります。疾患を抱えておらず、ボディメイクや健康維持のためだけにフィットネスクラブやスポーツジムに通っているだけでは、医療費控除を受けられないので注意しましょう。
生活習慣病であるかを確認するためには、健康診断など医師の診察を受けることが必須です。会社に勤めている人ならば、企業の福利厚生で健康診断を受ける機会があるはずです。もし健康診断の際に「生活習慣病であるため運動が必要」と診断されたならば、ジムでの医療費控除を受けられる可能性が高いでしょう。その際には医師に処方箋の提出を依頼し、ジムに申請しましょう。
週1回以上8週間以上の運動をしている
ジムでの医療費控除を受けるための条件の一つは、「週1回以上8週間以上の運動をしている」ことです。何の運動もしていない人がジムでの医療費控除を受けることはできません。
また週1回以上8週間以上の運動は、施設での運動を指しています。つまり既にフィットネスクラブやスポーツジムで運動をしていることが条件です。自身でウォーキングや宅トレをしているだ毛では、医療費控除の対象にはなりません。
現時点でジムに通って、週1回以上8週間以上の運動をしており、かつ医師から生活習慣病の処方箋を受けることが条件です。
厚生労働省が指定したジムを利用する
医療費控除を受けるためのの条件は、厚生労働省が指定した施設を利用することです。どのスポーツジムに通ってもいいというわけではなく、厚生労働省の指定運動療法施設である必要があります。
施設の一覧は厚生労働省の「健康増進施設認定制度」のサイトに一覧が掲載されています。ちなみに、厚生労働省の健康増進プログラムの中には、スポーツジムだけでなく温泉を利用した医療費控除もあります。
また同じ企業が運営する系列ジムでも、地域や店舗によって医療費控除が受けられるとは限りません。厚生労働省の指定施設になっているジム店舗をよく確認しておきましょう。
医療費控除が受けられるジム
医療費控除が受けられるジムを一部紹介していきます。今回紹介するのは以下のジムです。
- スポーツクラブルネサンス両国
- フィットネスクラブ エイム スカイシップ
- グンゼスポーツつかしん
- コナミスポーツクラブ天草
- フィットネスクラブ ウイング弘前
順に深堀しながら紹介していきます。
スポーツクラブルネサンス両国
スポーツクラブ ルネサンスは、ジム・スタジオ・プール・テニスコート・ゴルフレンジ等の設備とともに、サウナ・お風呂・ジェットバス・マッサージチェアなどのリラクセーション設備を完備した総合型スポーツクラブです。
ルネサンスの中では東京都・墨田区にある『スポーツクラブルネサンス両国店』が医療費控除の特定施設として厚生労働省に指定されています。ルネサンス両国店は、「豊富なマシン&広々としたフリーウェイトエリア」・「オンラインレッスンや栄養サポートアプリで24時間サポート」・「コワーキングスペースで「運動×仕事」を実現」など幅広いサービスが魅力です。
またルネサンスは全国に133店舗ありますが、同じルネサンスの店舗でも医療費控除が受けられるのは両国店だけです。全国のルネサンス店舗が医療費控除の対象施設になっている訳ではないので、注意しましょう。
フィットネスクラブ エイム スカイシップ
フィットネスクラブ エイム スカイシップは、石川県金沢市にある総合型フィットネスクラブです。広々とした充実の設備と豊富なサービスが魅力で、厚生労働省の医療費控除対象施設として認定されています。
エイム最大の魅力はプログラムが充実していること。「高地トレーニング・アクアビクス・エアロビクス・ヨガ・太極拳」など約40種類ものプログラムが充実しています。もちろん広々としたウェイトトレーニングルームも完備されており、充実したトレーニングライフを送ることが可能です。
また系列店としては、同じ石川県金沢市にある『フィットネスクラブ エイム ムーンフォート』が医療費控除の指定施設です。スカイシップ店でのトレーニングが難しい人は、ムーンフォート店への入会も検討してみてください。
グンゼスポーツ つかしん
グンゼスポーツは、近畿地方中心に全国22店舗を展開する総合フィットネスクラブです。 ヨガやピラティスなど充実したスタジオプログラムにセルフトレーニングに最適なジムエリア、スイムレッスンからアクアプログラムまで揃うプールと、とにかく施設が充実しています。
中でも兵庫県・尼崎市にある『グンゼスポーツ つかしん』は厚生労働省の認定を受けた医療費控除対象施設です。施設内には、ヨーロッパシェアNO.1の『テクノジム社製』の最新マシンをフルラインナップ。もちろんプールとスタジオも完備しており、充実したフィットネスライフを送ることが可能です。
また『屋外・屋内テニスコート』や『屋根付きゴルフレンジ』も搭載。フィットネスだけでなく、スポーツを通してボディメイクや健康改善に取り組むこともできます。とにかく充実した施設設備が魅力の大型フィットネスクラブです。
コナミスポーツクラブ天草
コナミスポーツクラブは、全国に178店舗を展開する国内最大級の総合型スポーツ・フィットネス施設。大人を対象とした豊富なプログラムから、子ども向けのスポーツ教室まで、年齢を問わず楽しく体を動かすことができます。筋トレマシンやサウナ室などの設備も充実し、男性・女性関係なく体づくりに熱を入れられるスポーツクラブです。
全国にあるコナミスポーツの中でも熊本県・天草市にある『コナミスポーツクラブ天草店』は、厚生労働省の認定を受けた特定施設です。コナミスポーツは全国に約170店舗以上展開されていますが、医療費控除を受けられるコナミスポーツクラブは、天草店だけになります。
コナミスポーツクラブ天草店の最大の魅力は、とにかく施設設備が充実していること。プールやスタジオはもちろん、全身のトレーニングができるウェイトトレーニング設備など健康改善をするための設備が整っています。天草市へのアクセスが良い人はぜひ入会を検討してみてください。
フィットネスクラブ ウイング
フィットネスクラブウイングは、⻘森県のフィットネスクラブで唯一の厚生労働省の認定施設です。プール、ジム、スタジオなどの充実した設備の提供と、有資格者による安全かつ効率的な運動サポートを実施しています。
また、フィットネスクラブ ウイングに通われている会員様同士の交流が大変盛んで、“ウイングサークル100”として水泳大会やマラソン大会への参加、クラブ内でのイベントも開催。施設でのトレーニングだけでなく、イベントにも積極的に参加すれば楽しく健康改善を行うことができるでしょう。
また水温・水質が徹底管理されたプールを完備。寒い冬でも暑い夏でも、水温は一定の30°Cに保たれているのはもちろんのこと、浄化・除菌力に優れたアクアクリーンシステムを導入しています。アクアクリーンシステムは、従来の消毒用塩素系薬剤を使わず「電解水」で水を浄化・除菌します。消毒用塩素系薬剤を使わないから塩素臭もなく、清潔な水質を保ちます。
フィットネスクラブ ウイングは青森県に計5店舗を運営。いずれの店舗も厚生労働省の認定を受けたジムですので、医療費控除を受けることが可能です。
ジムでの医療費控除を利用して最高のフィットネスライフを
今回は、ジムでの医療費控除について詳しく解説してきました。生活習慣病が社会的問題として注目している現代では、ジムの料金も医療費控除として申請することが可能です。本記事で解説した3つの条件を満たしているならば、ぜひ医療費控除制度を利用してジムへ通いましょう。ぜひ今回の記事を参考に、ジムで最高のフィットネスライフを送ってください。