デメリットもチャンスに!塚田眞琴さんが語る「b-monster」のメディア戦略

パーソナルジム経営者や、これからジムを経営したい方へのヒントをお届けする本連載。
今回は、前回に引き続き塚田眞琴さんをフィーチャーします。
メディアに引っ張りだこの塚田さん。順風満帆に見える、彼女が抱えていた葛藤とは?
さらにこれから経営したい人へのアドバイスなど、FIT代表の谷田がうかがいました。

【塚田眞琴(つかだ・まこと)】
1994年生まれ。2016年大学2年で姉と共に起業、同時に大学を中退。
2016年3月にb-monster株式会社を設立。
同年6月に1号店となるGinza studioをオープン。
2020年より代表取締役に就任。

<聞き手:谷田大河(株式会社FIT代表取締役)>

目次
メディア露出のデメリットをチャンスに
ダントツの予約数を叩き出したメディア
塚田さんから経営者へ2つのアドバイス

メディア露出のデメリットをチャンスに

谷田 今回はマーケティングをテーマにお話をお聞きできたらと考えています。特にメディア露出についておうかがいしたいです。塚田さんはたくさんのメディアに露出されていますが、実際に露出してみてわかったメリット・デメリットはありますか?
例えばこれはやってよかった、これはやらなければよかった、みたいな。

塚田さん そうですね、メディア露出には2種類あると考えています。1つめは完全に「b-monster」のスタジオをメインとして取り上げていただくパターン、もう一つは私達を含めた経営層を重点的に取り上げていただくパターンです。
そのうち、スタジオを取り上げていただくパターンについては、あまりデメリットは無いと感じています。いろいろと準備がありますので、費用対効果に見合わないときはありますが。

谷田 なるほど。

塚田さん ただ、私たちをフューチャーしていただいたパターンだと、最初にお金を借りたのが親からだったということがあり、マイナスな意見をいただくこともあります。それで悩んだこともありました。「私のことは嫌いでも、AKB48のことは嫌いにならないでください」と前田敦子さんがスピーチしましたよね。あれと同じで、私たち自身が嫌われるのは全然構わないのですが、b-monsterも嫌われてしまうのはすごくイヤだなという想いがあります。私たちが露出することにより、マイナスブランディングというか、よくない側面もあるのかなと感じていました。

谷田 それはイヤですね。

塚田さん:私たちの発言が、イコール会社としての発言になりますよね。最初はどうしても若い女、親からお金をもらっている、お嬢さんが遊びでやっている会社と思われがちのところがありました。未だにメディアに露出すると、そのような書き込みが結構あります。そこは会社としてはマイナスな部分もあるのかもしれません。

谷田 でも実際、めちゃくちゃ売上を出していますよね?

塚田さん はい。最近はそういうのも含めて「知ってもらえるチャンス」だととらえるようになりました。通ってくださる方は、経営スタイルや資金の出どころがどこかよりも、コンテンツの良さをメリットとして感じてくださっているので。

谷田 コンテンツの良さが重要、ということですね。

ダントツの予約数を叩き出したメディア

谷田 経営者向けメディアにも露出されていますが、恩恵を受けたのはどんなところでしょうか? 例えば何かの数値が改善されたとか。

塚田さん 経営者向けメディアに取り上げられることで、数字の改善に直結したというのは、あまりありません。しかし知っていただいたことで、直接企業からコラボのお誘いがSNSでありました。実際にコラボしてみたら好評で。

谷田 メディアがコラボのきっかけになった、ということですね。先ほど費用対効果のお話もありましたが、一番費用対効果のあった露出方法は何でしょうか? 前回は記者会見に芸能人を呼んだというものがありましたが。

塚田さん やはりテレビの反響が大きかったですね。こちらがお金を出したのではなく、声をかけていただいての取材です。ジャニーズの方がb-monsterのパフォーマーに挑戦という企画が一番すごかったですね。2組の方にお越しいただき、それぞれどちらがよりパフォーマーとして人気があったかを検証する内容でした。その後の予約数は、今までのテレビ出演の中でダントツです。

谷田 やはりいちばん影響力があるのは、テレビなのですね。

塚田さんから経営者へ2つのアドバイス

谷田 最後に、このチャンネルはパーソナルジムの経営者や、これからジムを設立したいという方をターゲットにしているのですが、そういう方に先輩起業家としてアドバイスがあればお願いします。

塚田さん まだ若輩者なので、あまり言えることはないのですが……1つめは自信を持てるコンテンツをつくることです。良いコンテンツを作るのは、商売、ビジネスをするうえで当たり前だと思います。2つめはそのコンテンツをできるだけ多くの方に知ってもらうこと。それが苦手な方はけっこう多い印象があります。だからこそ、そこに注力し勉強することで、今までと違った反応を得られるのではないでしょうか。

谷田 なるほど。塚田さん、2回にわたり参考になるお話をありがとうございました!

 

「b-monster」Webサイト https://www.b-monster.jp/

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